ご 挨 拶

電気化学会九州支部
平成19年度支部長
三浦則雄
 
 電気化学は、イオンと電子が関与する反応をベースとする学問体系ですし、それに基づいた電池材料、電解工業、電子材料、センサ、生物工学などの広い産業技術分野・領域をカバーしています。電気化学反応をスムーズに進めるためには反応場としての電極界面(インターフェイス)と、反応のバリアを下げる高活性な電極触媒(プロモータ)が必要です。このことは本学会支部の活動にも比喩的に当てはめることが可能でしょう。イオンや電子、また分子は、本地区で電気化学に関わる研究者、技術者、学生などに例えられますし、本支部は産官学からの様々な背景を持つ人々が集うためのインターフェイスとしての場(舞台)を提供し、その活動を活性化する電極触媒としてのプロモータ的な役割を果たす必要がありましょう。
 本学会の使命のひとつである産業振興への寄与のためにも、産官学連携の場を与えることは重要ですし、電気化学分野だけのホモジニアスな集団だけでなく、異分野の研究者のヘテロジニアス的な集まりの場、さらには国外、特に本地区と地理的に近いアジア諸国の学者などとの交流の場を提供する使命も果たすべきではないかと思っております。
 具体的には、本支部が主催する工業物理化学講習会、トークシャワー、一般講演会、外国人講演会、見学会、および各種共催事業をさらに活性化し、また当ホームページをより充実する必要があります。これらの事業を通して、本地区の様々な人々が集い、学び、プレゼンし、情報交換できるインターフェイスとなることにより、情報発信、技術シーズ・ニーズマッチング、国内外の研究者との学術交流などの活動をプロモートできます。その際の人々の出会いに伴う良き縁としての人的・知的リンクの構築のためにも、本支部が少しでも貢献できればと願っております。
 本年度も、会員各位のより一層のご支援を本支部に賜ることができれば幸いに存じます。何卒宜しくお願い申し上げます。

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