ご 挨 拶

電気化学会九州支部
平成21年度支部長
山木 準一
 
 

 1990年にリチウムイオン二次電池の市販化が公表され、1992年にはR. A. Marcusが電荷移動反応の研究でノーベル化学賞を受賞し、また、燃料電池やリチウムイオン二次電池を搭載する自動車の研究も国家規模で活発に行われています。その他にも、電気化学キャパシターやセンサー、電解工業、生物工学などの分野で、革新的な研究開発が行われでおり、このような時期に電気化学の研究に携わることができ幸運であると感じています。それとともに、このように電気化学が活発な時期に電気化学会九州支部支部長を勤める責務の重大性をひしひしと感じています。
 電気化学会九州支部の重要な役割は、九州・山口地区における電気化学の発展と産学官交流の活発化にあると思いますので、その方向に向うよう努める所存です。講演・見学会、工業物理化学講習会、トークシャワー・イン・九州などにより産学官交流を活性化していきます。また、今年度は化学関連支部合同九州大会の幹事を電気化学会九州支部が行うことになっており、御期待にそえるような立派な大会にすべく準備を行っています。
 経済状況は世界的規模で悪化に進んでいますが、電気化学会九州支部が何らかの貢献が出来ないものかと考えています。会員各位のご協力とご助言を宜しくお願い致します。

★過去の支部長挨拶
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